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戦場のメリークリスマス

 デヴィッド・ボウイが死んだかなんかでBSでやってたので見ました。一週間くらい前に。面白かったので少しだけ、忘れたくないことだけ書いておきます。

 まず、全体として収容所の雰囲気が臨場感たっぷりに描かれていてすごい良かった。遠景から近づいてくるカットが多いですね。セリアズが処刑されそうになる場面でヨノイ大尉が近づいてきて空砲、のところとか、あとはセリアズが逃げようとする場面ですか?これが大変に効いていました。映画詳しくない(そもそもほとんど見ない)ので迫力があった、としか言えないのですが。それと、暴力描写がたくさんあって満足ですね。
 飽きずに見れたのは雰囲気だけじゃなくて展開の上手さも大きいのかな。ヨノイの部下がセリアズを襲って切腹、金本の処刑のときもう一人死んで、ボウイが花を食って、弟の回想が入って……と異様なシーンがどんどん続いて、もう参っちゃうよこれは、って感じでした。
 配役も僕はすごく好きですね。ボウイといかにも男色という感じの(失礼ですが……)坂本の対比もいいですが、何と言ってもたけしが良かった。「ファーザークリスマス、アイ・アム、ファーザークリスマス」のシーンがめっちゃ良かった。最高。何考えてるのかよくわからない顔だから画面が引き締まるのでしょうか。映画というのは不思議で、さっぱり何がいいのかわからないのに、とにかく良かった。
 あとはBGMも良かったなあ。Merry Christmas Mr. Lawrence が良いのは言うまでもありませんが、The Seedという曲が良かったですね。生き埋めになったセリアズの髪をヨノイが頂戴していくシーンで流れる曲。やたら大音量で、有無を言わせぬ迫力がありました。全体として、曲のミニマムさとふわふわした音響(適当な表現ですみません……)が映像の緊張感とマッチしていて良かったです。
 このくらいかな。テーマ、テーマは……
 また今度考えます。